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事例8 身寄りのない方の遺言書作成をサポートし、遺言執行者として想いを実現した事例
状況
・両親は他界、妻子はおらず兄弟姉妹もいない
・財産は預金と借りている自宅マンションの一室及び家財道具
・亡き後は身寄りのないこどものための施設に寄付したい
・病院へ入院中で外へ出ることはできない
司法書士の提案・サポート
・どういう施設に財産を渡されるかについて詳しくご希望の聴き取りを行い、意向に適した施設を幾つか提案させていただく
・公証人を病院へ出張させる手配をし、財産はご本人が選んだ施設へ寄付(遺贈)する旨の遺言公正証書を作成
・親族関係者はいないため、遺言執行者は司法書士の私を指定
・自宅マンションの解約や家財道具の処分・葬儀・納骨に関する死後事務委任契約を司法書士の私と締結する
結果
お亡くなりになった後、遺言執行者として、遺言書で指定された施設へ連絡し、寄付(遺贈)の受諾確認をとり、預貯金等を換価し寄付の手続きをとりました。
また、死後事務委任契約受任者として、生前にご指定のお寺へ納骨し、自宅マンションも当職にて家主と解約手続きをとり、家財を処分いたしました。
生前にしっかりとした準備(遺言書と死後事務委任契約)ができていたので、ご希望どおりの段取りで想いを実現することができました。
この事例のサポート業務
・遺言書作成
・遺言執行
・死後事務